DeNAは延長12回、土壇場から巨人を追い詰めた。

 2死無走者で神里和毅外野手がセカンドへのゴロ。アウトのタイミングで走り抜けたが、巨人の一塁手・岡本の足がベースから離れセーフの判定(記録は安打)。さらに次打者の桑原将志外野手が右前に打ち一、三塁までチャンスを広げた。

 アレックス・ラミレス監督は「うちに流れがきたと思った。桑原が打って、(次打者)倉本も打つかなと。そういう勢いは感じた」。打てばサヨナラの場面。しかし倉本が二ゴロに終わり引き分けとなった。同監督は「この勢いは明日につながる」と引き分けを前向きに受け止めた。