阪神ナインもロサリオの復調を願っている。13日、福留はティー打撃前に、時折バットを持って積極的に会話し、打撃練習も見つめた。内容は「普通の会話くらいはね」とけむに巻いたが、ロサリオもうなずきながら聞き入った。主将は開幕前から歩き打ちなど、練習法も熱心に助言してきた。

 同じドミニカ共和国出身のマテオは一緒に帰阪。「彼自身、良さを出せていないだろうけど、必ず本当のいい姿を見せてくれると信じているよ。1年目は難しい。韓国と日本の野球は違うけど、修正しようとしている。暴れてくれると思っている」とエールを送った。