オリックス戦登板から一夜明けた31日、中日松坂大輔投手(37)はナゴヤドーム内のウオーキングや、ランニング、約60メートルの遠投などで体をほぐした。ウオーキングでは、グラウンドから観客席に入り、最上階の5階席まで登った。

 「(肩は)普通に張っています。(5階までは)初めて行きました。きれいですね。(グラウンド面が)思ったより遠く感じなかった。選手も近くに見えますね」と松坂。ナゴヤドーム最上階からのファン目線を初体験した。

 オリックスの試合前練習が始まると、小谷野栄一内野手(37)に駆け寄った。小、中学生時代に東京・江戸川南リトル、シニアに所属した幼なじみ。対戦は2打数無安打。1奪三振で1四球だった。「昨日の話とかもしました。打席の話とかじゃないですが。(ソフトバンク時代は宮崎で)キャンプのときに食事とかは行ってましたね」。直接旧交を温めていた。