オリックスのブランドン・ディクソン投手(33)が6回4安打1失点と踏ん張った。代名詞であるナックルカーブを決め球に、ボールを低めに集める投球を展開。4回、ゲレーロに左中間へ適時二塁打を浴びたが、最少失点で6回を投げ抜いた。勝ち負けは付かなかった。

 開幕から白星が遠く5月10日に出場選手登録を抹消。この日再び登録され、先発マウンドに向かった。ディクソンは「1軍で投げられることを証明するために、いいピッチングをしなければいけないと思っていた。ファームでの登板からカーブのキレも戻ってきた。低目に集めてゴロを打たせることもできたし、今日はいいものが出せたと思う」と振り返った。