宮城・仙台育英出身のヤクルト先発の由規投手が4回2/3を4安打2失点、88球で降板し、7年ぶりの地元凱旋(がいせん)登板を白星では飾れなかった。

 制球がばらつきながらも粘り強く投げていたが、2点リードの5回1死から9番嶋に死球。続く茂木に二塁打を浴び、藤田を捕邪飛に仕留めたものの田中に同点の2点適時二塁打。4番ペゲーロに四球を出したところで降板を告げられた。由規は「制球がそんなに良い方ではなかった。もう少しイニングを投げたかったです」とコメントした。

 2番手でカラシティーがマウンドに上がり、5番今江を空振り三振に打ち取った。