阪神メッセンジャーが5回3失点で、3敗目を喫した。4回に味方が2-1と逆転した直後の5回、吉田正、マレーロに連続アーチを浴びて再逆転を許した。今季わずか2被弾の大黒柱が、13年8月20日DeNA戦以来の2者連続被弾。その裏1死三塁の打席で代打を送られ、4月18日中日戦(ナゴヤドーム)から続けてきたクオリティースタート(QS=6回3失点以内)が7試合で途切れた。

 5回降板は、暴言で退場を宣告されて2回途中でマウンドを降りた4月12日広島戦(甲子園)を除けば今季ワースト。ここまで登板10試合中9試合でQSと、投げれば必ず試合をつくっていた。メッセンジャーは「もちろん腹が立っています」とぶぜん。「コントロールミスで球数が増えてしまった。(調子は)悪くなかったが」と悔やんだ。