今大会唯一の国立校、広島大(広島6大学)が初戦で東北福祉大(仙台6大学)に敗れた。

 プロ注目の最速148キロ右腕、中田朋輝投手(4年=宇部)は本調子でないながらも、この日は最速145キロを計測。6回8失点で降板となったが「全国の舞台で東北福祉大という強い相手と出来たことは感謝です。今どこのレベルかが分かった」と振り返り、今後の糧とするとした。

 昨年夏に球速が140キロ前半から147キロに一気に上がったことから、プロの世界を志すようになった。「150キロを出すことを目標にしていたので、これから先のリーグ戦で目指していきたい」。直球にさらに磨きをかけて、秋の神宮大会、そしてプロの世界を目指す。