創価大(東京新大学)は来秋ドラフト候補の杉山晃基投手(3年=盛岡大附)が先発するも、2-6で宮崎産業経営大(九州地区南部)に敗れた。岸雅司監督(62)は「結果的に引っ張りすぎた。私の責任です」と下を向いた。

 0-0の5回無死一塁、宮崎産業経営大・寺園宗一郎内野手(3年=尚志館)に2ランを浴びた場面について「四球の後で、ストライクを取りにいった球を打たれたが、打った相手がたいしたもんだ」と相手をほめた。

 東京ドームの雰囲気にものまれた。創価大は22回目の出場だが、14年以来4年ぶりの出場で「(今いる選手にとっては)初めての出場。ドームに舞い上がってしまった」と話した。「今日の負けは意味のないものじゃない。これからのチームに生かせる」と最後は前を向いた。