ヤクルトのデービット・ブキャナン投手(29)が9回1失点完投&2安打1打点と、投打にわたる活躍でチームトップの6勝目を挙げた。完投は5月4日以来、今季2度目。

 カットボール、ツーシーム、カーブ、チェンジアップを織り交ぜ、27アウト中、17アウトを内野ゴロで奪った。「ディフェンスがいいことは分かっている。打たせて、あとは任せるピッチングをしました」と喜んだ。

 打撃では3回に内野安打、4回には適時二塁打を放った。適時二塁打の直後は、1番青木の左前打で本塁を狙った直後、三塁コーチャーに制止されたが、止まり切れずに同コーチャーと接触してアウトになった。「戻れると思って一生懸命走ったが、勢い余って手が当たってしまった」と全力プレーの結果だった。

 10月にはアシュリー夫人第1子を出産予定。お立ち台では「オトウサン、アツイケド、ガンバリマシタ」と叫んだ。