DeNAが接戦を制した。先発のルーキー東は得点圏に走者を背負いながらも粘り強い投球で6回を4安打1失点。1点を追う6回1死二塁から筒香が逆転の18号2ランを放ち、首位広島相手に2連勝を決めた。

 連勝は、6月8日から同一カード3連勝した日本ハム戦以来。アレックス・ラミレス監督は「筒香がワンチャンスを逃さず、捉えてくれた。リリーフ陣もしっかり投げてくれたことが勝利につながった」と笑顔。4番のひと振りに加え、左ふくらはぎがつって緊急降板した東の後を受けた三嶋、パットン、山崎の力投をたたえた。

 6勝目を挙げた東についても「ちょっとつったようだが、大丈夫。スピードも140キロ台後半から150キロがコンスタントに出て安定していた。変化球もよく、(捕手)高城とのコンビネーションもよかった」と評価した。