DeNA井納翔一投手が、8日阪神戦の先発マウンドを託された。雨天中止となった7日に先発予定だった東克樹投手はスライドせずに、井納が登板。ファームでは無安打無失点試合を記録し、1軍マウンドに帰ってきた。

 アレックス・ラミレス監督は「ノーヒットノーランをやって、モチベーションを高く投げられる。だからこういう選択をした」と明かした。井納は「真っすぐあっての変化球。150キロ近いボールを投げる中で、どれだけ抑えられるか。ファームで変化球でかわすだけなら、もう少し早く上でやれたかもしれないけど」と、直球を磨き上げて1軍で今季初先発する権利を得た。