西武は大敗で後半戦開幕を落とした。多和田が11失点の大誤算。初回だけで3本塁打を浴び、2回にも被弾。ソフトバンク打線に火を付けた。結局、球団ワースト1試合8被本塁打を含む今季最多タイ21被安打で、今季最多16失点。辻監督は4回途中まで多和田を投げさせ、降板後はベンチの隣に座らせた。「あいつが気持ちを出すところを見たかった。エースにならないといけない投手。カード頭の責任がある」と奮起を望んだ。

 ▼西武投手陣は8本塁打を浴びるなど16失点。西武の16失点以上は13年8月22日ロッテ戦(18失点)以来で、被本塁打8は過去2度あった7本を上回る球団ワースト記録となった。また先発の多和田は被安打14。西武の投手で1試合14安打は、05年6月22日オリックス戦の帆足以来5人、6度目で球団ワーストタイ。