ハンパない!右足を腓骨(ひこつ)骨折している阪神糸井嘉男外野手が、1軍復帰戦で右翼スタンドに11号3ランを放った。

 「チームに迷惑をかけてしまっていたので貢献したい気持ちでいっぱいでした。いい結果になってくれて良かったです」

 福留の同点適時打で2-2と追いついた直後の3回1死一、二塁。超人が一振りで“ただいま”を告げた。2球目、外角高め直球を捉えると、打球は右翼スタンドに着弾した。

 前日20日に2軍戦で実戦復帰。第3打席にセンター右へアーチを描き、準備を整えていた。4番に糸井が帰ってきた猛虎打線が、目を覚ました。