阪神ウィリン・ロサリオ内野手が先制の8号満塁本塁打を放った。

 1回1死満塁で1ストライクからの2球目をスイング。巨人先発内海が投じた内角低めの136キロを振り抜き、バックスクリーン左に着弾させた。一塁を回ってスタンドインを確認すると、右腕を高く上げて大喜び。高代三塁ベースコーチとも、大きなハイタッチをかわしてベースを回った。

 「打ったのはストレート。練習通り、自分の強いスイングをすることだけを心掛けていました。最高の結果になってくれて良かったよ」と振り返った。

 連発が期待された3回1死一、二塁の好機では、低めの変化球を続けられ、空振り三振に倒れた。