ヤクルト山中浩史投手が、昨年8月8日DeNA戦以来1年ぶりの白星を手にした。

今季4度目の先発。初回から緩急をつけた投球で阪神打線を打たせて取った。7回1/3を119球、7安打1失点(自責0)と、ローテの谷間をしっかりと埋める好投だった。

2軍では、練習メニューを増やしたり、瞬発力を着けるトレーニングなどを黙々とこなし、チャンスを待った。山中は「一昨日の小川、昨日の古野がいい投球をしてくれたので、流れに乗れた。今年は悔しい思いをしてきたので、今日の勝ちは価値ある1勝だと思う。次につながる投球ができた。やり切った結果、いいパフォーマンスができた」とホッとした表情で振り返った。