静岡大が10-1の7回コールドで聖隷クリストファー大を下した。プロ注目の最速145キロ右腕、山崎智也投手(4年)が、5回3安打無失点で今季3勝目を飾った。チームは7勝1敗で、日大国際関係と並ぶ首位タイをキープした。

プロのスカウトも見つめる中、山崎が直球主体の投球で勝利を呼び込んだ。「もう少し楽に行ける場面もあったと思いますが、三振が取れたのは良かったです」。スライダー、チェンジアップも交えて毎回の8奪三振。4回には2死満塁のピンチを招いたが、相手7番を右飛に仕留めた。

プロ志望届は既に記入済みで、今週中にも提出する予定だ。「まだリーグ戦の途中で実感はないです。今週が勝負なので、とりあえず勝つことに集中したいです」。今週末は3位の東海大海洋と対戦。山崎はチームを勝利に導き、プロに自身をアピールするつもりだ。【鈴木正章】