中日松坂大輔投手(38)が2日、秋季キャンプが行われているナゴヤ球場を訪れた。キャンプ参加は免除されているが、与田剛監督(52)ら新首脳陣にあいさつ。筋力トレーニングやキャッチボールなどで体を軽く動かして、球場を離れた。

来季について問われると、「来年は今年の倍は投げられるようにしたい」と目標を掲げた。今季は森前監督ら首脳陣が体調面を配慮し、登板間隔を空けるなど慎重に起用した。「みんなと同じようにやれるのが一番。変に気を使わせないようにするのが一番だと思っています」と話した。

松坂は今季、中日にテスト入団。11試合に先発し、6勝4敗。防御率3・74の成績を残した。「イチからケア、トレーニングをして、来年に臨みたい」。右肩手術から復活の足がかりを作り、来季にかける意欲は十分だった。