4連勝で2年連続日本一!ソフトバンクが、セ・リーグ3連覇の広島を2-0で下して対戦成績を4勝1敗1分けとし、前身の南海、ダイエー時代を含めて2年連続9度目の日本一に輝いた。

就任4年目の工藤公康監督は、昨年に続いて3度目の日本一。優勝監督インタビューは次の通り。

-胴上げで15回も宙に舞いました

工藤監督 最高に幸せでしたし、ほんと選手たちがシーズン終盤からほぼ休むことなく、ここまで満身創痍(そうい)の中、突っ走ってくれて、ほんとに最後こういう形で日本一になれたことを本当に幸せに思いますし、選手のみんな、本当にありがとう。

-リーグ2位から勝ち上がっての日本一。球団史上初めての快挙

工藤監督 2位というね、悔しい思いをして。みんなでとにかく、日本一目指して頑張ろうと、その強い思いが、ここまで来られたというふうに思いますし、選手の誰1人、それを疑わずここまで来られたっていうことが、日本一になれたというふうに思ってます。

-1、2戦、白星がないまま福岡に行きました。しかし本拠地で流れを変えた

工藤監督 福岡にいるファンの皆さんの後押しで、本来の自分たちの形であったり野球がしっかりやることができました。その中で3連勝できたんじゃないかと思います。

-相手はセ・リーグ覇者の広島カープ。素晴らしい戦いでしたね

工藤監督 本当に広島さんは強くてね、どこで復調するか、逆転されるかと、僕の心臓もドキドキしながら、常に試合を見てましたけど、ほんとに強いチームでしたし、1つになって日本一を目指そうと、お互いは切磋琢磨(せっさたくま)することができて、ほんとわずかの差で僕らが勝ったんじゃないかと、いうふうに思います。

-采配面を振り返ると、CSから短期決戦という割り切りをして、思い切って先手先手でピッチャーも代えていきました

工藤監督 これは僕だけじゃなくて、ピッチングコーチと何度も何度も話をしながら、先発、それと第2先発と、いう形を作ってやったほうが、短期決戦においてはいいんじゃないかと、アドバイスもいただいた中で、やることができたので、そういう意味ではピッチングコーチのみんながね、いろんなアイデアを出してくれたことが、ここにつながってると思います。

-全国のホークスファンに向けて、日本一の報告、そしてメッセージを

工藤監督 きょう来ていただいたホークスのファンの方、本当にありがとうございました。そして福岡で、待っていてくださるファンの皆さんも、ほんとに日本一という報告をできることをほんとうれしく思います。そして全国にいるホークスのファンの皆さん、ほんと選手の頑張りで日本一になることができました。僕は日本一幸せな人間です。選手のみんな、ほんとに1年間ご苦労さまでした。ありがとう!