ソフトバンク摂津正投手(36)が4日、福岡市内で来季の契約を結ばないことを伝えられた。

3年契約3年目の今季は初登板の5月22日西武戦で5回無失点と好投し、618日ぶりの白星を挙げた。だが、7月28日楽天戦で3連敗し、その後は出番がなかった。7試合で2勝4敗、防御率5・16だった。

宮崎のフェニックスリーグに参加し、調整していたが日本シリーズの40人枠からも外れていた。

摂津はJR東日本東北から08年ドラフト5位でソフトバンクに入団。26歳と遅めのプロ入りとなったが09年70試合、10年に当時の球団記録となる71試合に登板する中継ぎとしてフル回転。先発に転向した11年から5年連続2桁勝利を挙げ、エースとして君臨した。16年からは2勝、0勝、2勝と勝ち星が伸びなかった。