中日が松坂大輔投手(38)と来季契約で大筋合意に達したことが6日、分かった。球団首脳が「日本で交渉することはもうない。代理人も立てずに、メール、ファクスで契約する」と話した。

オフは基本的に米国で過ごしているため、正式契約のためにわざわざ帰国することはなくなった。松坂は17日のファンフェスタ終了後に再渡米。来年のキャンプインまで、米国で調整に専念する見通しだ。

移籍1年目の今季は、日本球界では12年ぶりとなる白星を挙げるなど6勝をマーク。グッズの売り上げアップやナゴヤドームの観客増にも貢献。若手に積極的にアドバイスする姿も見られ、グラウンド内外で存在感を発揮した。

球団はその姿勢を高く評価。来季年俸は今季の1500万円から1億円前後に大幅アップする可能性が高い。(金額は推定)