日本ハムは9月6日未明に北海道で発生した大地震で被害の大きかった6市町村に義援金として約2000万円を贈呈すると8日、発表した。

地震発生以降に1軍本拠地の札幌ドームや2軍本拠地の鎌ケ谷スタジアムで募金活動を実施し799万9632円が集まった。また、9月14日から10月11日までの札幌ドーム主催試合12試合の動員数に10円乗じた金額(332万4810円)、球団と選手会から拠出した各100万円、日本ハムOBのカブス・ダルビッシュ有投手から球団へ寄託された1000万円を合わせて計2332万4442円となった。

10月10日ロッテ戦(札幌ドーム)に厚真町、安平町、むかわ町、日高町から734人を招待した費用(338万7732円)を差し引いた1993万6710円を厚真町、安平町、むかわ町、日高町、北広島市、札幌市に義援金として贈呈する。配分は球団職員による現地視察調査や各自治体へのヒアリング結果に基づいて行われる。

中島卓也選手会長は球団を通じて「地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。選手も栗山監督と募金活動に参加し、今こそ助け合い、困難を一緒に乗り越えようという、お一人おひとりの温かさを感じました。ご協力いただきありがとうございました。被災された方々のお役に立てるよう、これからも自分たちに何ができるかを考え、全力を尽くしたいと思います」と、コメントした。