ポスティングシステム(入札制度)でメジャー挑戦を目指している西武菊池雄星投手が23日、サプライズのエールを送られた。

メットライフドームでのファン感謝デー。ステージ上でトークショーを行ったが、終盤にステージ裏から源田、岡田、榎田、山田、野田が突然、乱入。DA PUMPの「U.S.A.」の曲に合わせて踊り、米国(USA)に行く菊池を送り出した。

名字が「だ」で終わる5人が、「ダ」パンプのヒット曲でダンス。菊池も一緒に踊らされた。

山田は「雄星さんが行く前に、何もしないで送り出すわけにはいかない。頑張って踊りました」と話した。

思いがけない事態に菊池は感激の面持ち。「めっちゃ、うれしいです。ありがとうございますしか言えないです」と感謝した。

最後にファンへのメッセージを請われ「今日、正直不安な気持ちもあり、パレードを迎えました。皆さんから『頑張れ』と背中を押していただいた。9年間、ライオンズでプレーして良かったです。まだまだ未熟な僕なんで、どこでプレーするか分かりませんが、活躍して、成長した姿を見せられるよう頑張ります」と決意表明。

岡田から両頬が腫れていることを指摘されると「一昨日、親知らずを抜いたばかりで。タイミングを間違いました」と苦笑いを浮かべた。

一緒にトークショーに出ていた松井2軍監督からは「僕たちも非常に期待しています。ぜひアメリカで暴れて、日本の菊池雄星を見せてきて下さい」と励ましの言葉をもらった。