巨人原辰徳監督(60)が26日、都内のホテルで行われた「ニッポン放送 ショウアップナイターカンファレンス2019」にゲスト出席した。

トークショーで「勝負というのは目的は勝つこと。勝つために1人1人が全力を出し合う。一番大事なのは実力至上主義。力があるものがスターティングメンバーとしてです。ここは譲れない」と勝負のポリシーを披露。

さらに、来季から捕手復帰を直訴され、快諾した阿部慎之助については「どこかに集大成というか、自分の現役、時というのも大事に考える時期がきたんだなと。阿部慎之助という捕手は燦然(さんぜん)と輝くレジェンドの捕手。もうひと花、捕手というポジションでやってもらうのは大賛成だった」と胸の内を明かした。

5年ぶりのリーグ優勝を目指す来季に向け「勝負の世界は戦う以前に負けるような気持ちがあったら話にならない。胸と胸を突き合わせた状態で勝負を挑んでいく。毎試合、選手たちに伝え、私自身も戦う。勝っても、負けても、エネルギーにして戦っていくことを誓います」と宣言した。