台湾でアジアウインターリーグに参加中の阪神浜地真澄投手(20)が、試合中に頭部に打球を受けた。

4日の韓国選抜との試合に先発出場。相手打者が放ったライナーが浜地の頭部に直撃した。浜地はそのままマウンドに倒れ込み、担架で運ばれた。現地の病院で検査の結果、打撲と診断された。大事には至らなかった模様だが、ヒヤリとするシーンだった。

浜地は福岡大大濠から入団2年目の期待の右腕。先月行われた秋季キャンプでは、望月、才木とともに矢野監督からMVPに選ばれた。「先発としてのこだわりがありますし、まだ1軍登板はないですけど、来季こそはという気持ちがある」と意気込んでおり、11月24日から行われているアジアウインターリーグで武者修行中だった。