阪神原口文仁捕手(26)が5日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、推定2000万円から1・5倍となる3000万円でサインした。

原口は今季代打の切り札として活躍し、08年に桧山進次郎氏(日刊スポーツ評論家)が作った球団記録の代打23安打に並んだ。契約交渉を振り返り「評価してもらったと思います」と話した。

球団側からは「今年は代打として結果は出たけど、まだまだやれる気がする」と言われたという。「出場したところで今年は結果を出せたというところは、自分の中でも良かった点ですけど、やっぱりスタメンで多く出られなかった悔しさがあります」と来季は代打には甘んじない。「もっと試合に出たいという気持ちが一番です」。本職の正妻の座を狙う。(金額は推定)