熊本出身のソフトバンク大竹耕太郎投手が8日、地元熊本で人生初のトークショーを行った。

商店街の中の特設ステージ前には大勢のファンが集まった。

「思ったよりもファンがいて、こんなに熊本でも応援してもらっているんだと思いました」と感激。1年目の今季は育成から7月に支配下登録。3勝を挙げた。

少年から「松田宣選手とは仲がいいですか?」と質問され「年下の僕から言うことでは」と戸惑ったが、「三塁を守っていて、まだ僕が投げている途中なのに『ナイスボール!』とか、大きな声を出してくれる。気合系の言葉が聞こえる。声の後押しで2キロくらい球速がアップしているかも」と感謝した。

来季は先発として1年間ローテーションを守ることが目標。「規定投球回を投げ、2桁勝利。来年5月18日に熊本で行われる日本ハム戦で先発できるように、キャンプから先発ローテーションを勝ち取れるように頑張ります」と集まったファンの前で約束した。