巨人坂本勇人内野手(30)が5日、羽田空港から自主トレ先の沖縄へ出発した。ともに自主トレを行う吉川大幾内野手(26)、北村拓己内野手(23)も同便で出発した。

坂本勇は自主トレのテーマに「キャンプへ向けてケガをしない体づくり」を掲げた。昨季は7月に左脇腹を負傷。約1カ月戦線を離脱した。「今まで大きなケガはしていないですけど、年齢的にも30代になりましたし、身体の鍛え方も強くするだけじゃダメだなと思う。柔軟性とかも考えないといけないなと思わせてくれるシーズンだった。(自主トレで)しっかりと追い込みたい」と年齢と体の変化を見極めながら、昨季の教訓を生かすと話した。

1年目のシーズンを終えた北村は、プロ初の自主トレを坂本勇と行うこととなり「本当にいい経験になると思いますし、1日1日を無駄にすることなく過ごしていきたい」。昨季はイースタン・リーグで109試合に出場し、打率2割7分、6本塁打、44打点をマークしたが、1軍出場は1試合のみに終わった。飛躍の2年目へ、主将の背中からきっかけをつかむ。