西武ドラフト2位、渡辺勇太朗投手(18=浦和学院)が「出世部屋」から怪物級のデビューを目指す。7日、埼玉・所沢の若獅子寮に入寮。清原和博、松坂大輔、菊池雄星ら歴代の名選手たちが使用した部屋を割り当てられ、「身が引き締まる思い。ありがたみを感じながら、日々成長できたらと思います」と話した。

190センチの本格派右腕が、体同様、大きな志を口にした。1年目から大活躍した松坂に話題が及ぶと、「衝撃的なデビューを飾られたようなので、今年になるか分かりませんが、自分もそれくらいのインパクトを与えられるピッチャーになりたいです」。近年でも14年1位の高橋光、16年1位の今井ら、期待の高卒新人投手が過ごした部屋から、大きく飛躍する決意だ。

現在の寮は6月に取り壊され、新築されることが決まっている。施設に関しては「古いと聞いてましたが、思った以上に古いですね。入った瞬間、笑っちゃいました」と正直に話し、球団関係者らの笑いを誘った渡辺だが、「最後の出世部屋入居者」となることには「そこは重要ですね」とキッパリ。球団の期待に恥じない活躍を目指す。【鈴木正章】