新外国人左腕が、キャンプ序盤で実戦デビューする。中日エンニー・ロメロ投手(27=ロイヤルズ)が、2月3、4日の紅白戦で初登板する可能性が高まった。

ロメロは10月からドミニカのウインターリーグに参戦。11試合に登板(10試合先発)し、2勝1敗ながら54回を投げ、54奪三振、防御率1・33の好成績を残した。所属チームがプレーオフに進出し、4試合の追加登板を中日に申請。今月半ばまで実戦に登板する。「特に制限はしていない。ケガしないようにやればいい」。ドミニカで視察、獲得してきた前監督の森シニアディレクターは説明した。

「自分の目で見てからだけど、紅白戦登板の可能性が高い。出来過ぎていて、打者が困るかも。1番できあがっているだろう」と与田監督。24日に来日し、名古屋市内でメディカルチェックを受けたあとに、キャンプ地の沖縄に入る。最速164キロ左腕が日本野球に適応すれば、開幕投手の可能性も見えてくる?