阪神飯田優也投手が12日、沖縄県内で自主トレを公開した。

元チームメートで同学年のソフトバンク東浜と合同で行っている。10球程度だったが、すでに捕手を座らせて投げるなど調整は順調。「沖縄は今年で4回目。暖かいし、動きやすい。(東浜)巨からトレーニングのことなどいろいろ教わることも多い」。5日から約1週間の沖縄トレはこの日で終了。今後は阪神の球団施設がある鳴尾浜に戻り、調整する。

昨年はシーズン途中でソフトバンクから阪神へトレード移籍。先発も任されたが、今年は中継ぎで勝負する。「50~60試合は投げたい。能見さんという大きな壁はあるが、追いつき追い越せというつもりで頑張りたい。左腕は少ないのでチャンス。最初はロングから信頼を得て、勝ちパターンに入っていけたら」と目標を掲げた。

矢野新監督には昨年、2軍監督時代に「トレードはチャンス」と自身も中日から阪神に移籍してきたことを重ね、励まされた。飯田は「矢野監督は野球に熱い方。今年は勝負の年。矢野さんを胴上げしたい」とやる気がみなぎっていた。