阪神陽川がフルシーズン1軍参戦を誓った。14日に兵庫・姫路市の姫路播磨国総社射楯兵主(はりまのくにそうしゃいたてひょうず)神社の「宝恵駕籠(ほえかご)行列」に参加。

同イベントには毎年、期待の若手が抜てきされ、陽川は2年連続。昨年は開幕1軍を逃しており「今年はずっと1軍にいられるように頑張りたい。チームに貢献したい。打てるというイメージを持って臨みたいです」と気持ちを引き締めた。

18年は75試合に出場し、6本塁打、48打点と自己最高成績を残し、4番にも座った。ただ年が明けてみれば、一塁は新外国人のマルテ、三塁は大山が有力視され、再び定位置奪取への競争が始まる。打撃でのアピールは必須。長距離砲の宿命とも言える内角攻めに対しても「キャンプで数多く打って、備えて行きたい」と課題も明確にした。昨年10月にクリーニング手術を受けた右肘の経過も、順調。今後は自主トレ場所を沖縄に移し、競争に備える。