西武内海哲也投手が16日、鹿児島・奄美大島にある児童養護施設を訪問し、ランドセルをプレゼントした。「カリタスの園 白百合の寮」を訪れ、昨季の投球回数と同じ数の82個のランドセルを寄贈。09年1月に設立した「内海哲也ランドセル基金」では、奪三振数や投球回数など成績に応じた数のランドセルを、児童養護施設の児童への寄贈を続け、総数は1412個になった。

自主トレを行う巨人今村信貴、大江竜聖両投手らと一緒に、子どもたちとキャッチボールで交流した。4月から小学1年生になる子どもたちのピカピカの笑顔を見て、内海は「1イニング1イニングの積み重ねがランドセルの寄贈にもつながって、1つの良いことが起こるので、とにかく1軍で投げたいです。できれば2桁勝利」と新天地で輝くことを誓った。