ロッテ安田尚憲内野手が8日、沖縄・石垣島キャンプで、侍ジャパン稲葉監督の見守る前で快音を響かせた。「打球を飛ばすことを僕は求められている。シーズン通してホームランをもっと打てるように、そういうスイングを身につけられるようにやっていきたい」と汗をぬぐった。

稲葉監督からは、前足の使い方のアドバイスを受けた。軸足に体重を残すことを意識しているが「『前足をしっかり踏み込む。軸足に残りすぎ。それ(軸足に意識を残すこと)を意識しながらも踏み込めないと。受けてばっかりでは飛ばない』と言われた」。試行錯誤を重ねる。

代表入りに向け「もともと日本代表に入りたいと思って野球をやっている。近い将来にオリンピックという目標があるので、そういうところに向けやっていきたい」。東京五輪で活躍するため、まずはチームでレギュラーを勝ち取る。