今年も金武町(きんちょう)の空に恒例のダジャレが響いた。

楽天が11日、沖縄・金武町で2次キャンプをスタート。歓迎セレモニーでは名護市の名桜大応援団チアリーディング部が平石洋介監督や選手の前でパフォーマンスを行った。

マイクをつかむと「昨年は金武町だけに緊張して、音響トラブルが発生してしまい、楽天トラベルでなく『楽天トラブル』になってしまいました」と自虐ネタでスタート。音楽が流れて1曲踊った後は「ダッシュKEIO」ならぬ「ダッシュMEIO」を披露。「1度聞いた方にチャンスが訪れるという『ダッシュMEIO』。昨年は音響トラブルがあり、披露できませんでしたが、今年はしっかり聞いて日本一になってください。楽天愛が強すぎて、楽天ファンクラブのカードはダイヤモンド、楽天カードはゴールド。リーダーは楽天オーネットに登録して奥さんをゲットした名桜大応援団チアリーディング部監督高橋正大。日本一になって、私たちも優勝旅行に招待してくださいね」との口上でたたみかけた。

これに平石監督も「昨年はチアの音響トラブルの流れを引き継いで、最下位となってしまいました。元気なチアの姿を見て、朝から目が覚めました。優勝、日本一を本気で奪いにいくので、明るく、活気があり、元気ある私たちの姿をぜひ見に来てください」と呼応した。

前年はダジャレ好きな梨田前監督のお株を奪い「買い物するなら楽天。クレジットカードも楽天。好きな食べ物は芋天。好きなテレビは笑点。デートするなら、那覇市のホコ天(歩行者天国)。梨田監督。こんなつまらないギャグは、なしだと怒らないで下さい」とダジャレの嵐で球場の笑いをかっさらっていた。