ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)が15日、“超積極走塁”を見せた。

韓国・斗山との練習試合に「1番中堅」でスタメン出場。3回の第2打席で相手右腕の137キロ直球を中前やや左へはじき返し、3安打を放った前日14日・中日戦に続く2戦連続安打をマークした。藤原はそのまま勢いよく一塁ベースを蹴ると、一目散で二塁へ。ヘッドスライディングをしたが間一髪アウトとなった。

4回の守備で岡と交代してベンチに退いた藤原は試合後「暴走ぎみでした(笑い)。アウトでもいいから1本(走れるところを)見せておこうと思って。アウトのタイミングだったので頭から行こうと思って。もうちょっとベースランニングがうまくなれれば」とニヤリ。

井口監督も「自分で行けると思って走って、紙一重ですし。ああいう積極的な走塁はどんどんしていってもらいたい」と次の塁を奪おうとする姿勢をたたえた。