ソフトバンクのドラフト1位、甲斐野央投手(22=東洋大)が衝撃のオープン戦デビューを果たした。

5点リードの8回に登板。先頭近本への初球にいきなりプロ入り後最速を更新する158キロをマークした。セーフティーバントを決められたが、アマ時代最速159キロ右腕の剛球に本拠地がどよめいた。

無死一塁から栗原が盗塁を刺し1死。続くナバーロには四球を与えたが、この日本塁打を打っている4番大山を遊撃併殺打に仕留めた。セットポジションからも150キロを超える直球で、堂々たる初マウンドだった。

甲斐野は「ファンの方の声援が大きくて力んでしまった。スピード表示は出ていたかもしれないけど、もっとスピンの効いたいい球が投げられると思う。もっと練習して頑張りたい」と話した。