開幕投手最有力は揺るがない! DeNA今永昇太投手(25)が楽天戦に先発し、5回を6安打6奪三振で5失点(自責点2)。3四球で94球を要するなど制球に課題を残したが、首脳陣は変わらぬ高い評価を示した。

最速147キロの直球を軸に追い込みながら、決め球の精度を欠いた。「全体的に高かった。カーブで修正しようにも抜けてしまい、スライダーもコントロールできなかった」。有力視される開幕投手についても「意識してない。次回は取り返せるような投球をしたい」と話すにとどめた。

反省しきりの左腕だが、ラミレス監督は「まったく悪くない。直球はホップしていたね。いつ投げるかまだ決めていないが間違いなく開幕ローテーションに入る」。明言こそ避けたが開幕投手最有力は動かない状況。三浦投手コーチも「今日の内容でどうこうというわけでもない」と話した。

順当なら29日の中日との開幕戦(横浜)を前に、1試合の登板を予定。その時には「開幕投手決定」を明言させる投球を披露するつもりだ。