ヤクルトは、3年ぶり4度目の開幕投手を任された小川泰弘投手(28)が、安定した投球で試合を作った。

3回、阪神梅野に初安打を許したが、続くメッセンジャーがバントした打球に素早く対応。捕球後、二塁へ送球して刺す好判断で、併殺打で切り抜けた。

しかし6回に野手の失策で2死一塁。続く近本に、甘く入ったチェンジアップを痛打されて三塁打を許し1失点。7回を被安打4の1失点(自責0)で降板した。「立ち上がりは、前回(オープン戦)の反省をいかして100%以上のイメージでいい入り方ができた。最少失点でいけたことはよかったけど、失策後のあの1球は反省しないといけない。2死だったし、球数をかけていいところだった」と振り返った。