巨人丸佳浩外野手が3四球で出塁し、チームの今季初勝利に貢献した。1回の1打席目に開幕戦から5打席連続三振を喫したが、4回の2打席目に四球で移籍後初出塁。

二塁に進塁後、ゲレーロの2点適時二塁打で今季のチーム初得点を記録した。6回にも四球で出塁し、再びゲレーロの適時打で生還。「ヒットは出ませんでしたが、我慢すれば得点につながる可能性が高くなる」と話した。

昨季、リーグ断トツの130四球を選んだ選球眼の良さを証明した。広島バッテリーが丁寧にコーナー、高低を突く中、冷静に対応。5打席連続三振を喫しても、自分のスタイルを崩さずに、フォア・ザ・チームの精神を貫いた。2番に坂本勇を置き、原監督が思い描く「勇人が先陣を切って、丸が後ろに控える」“ダブル3番”の期待通り、広島に重圧をかけ、得点を奪った。