広島先発床田寛樹投手が阪神打線を6回2失点に抑え、1年目の17年4月12日巨人戦以来、724日ぶりのプロ2勝目を挙げた。

同年7月に左肘のトミー・ジョン手術を受けている。右上腕の腱(けん)を肘に移植する大手術。長いリハビリを経て復帰し、今季登板2試合目で勝った。6回無死一、二塁のピンチを自力でしのぎ、投球数は1、2軍通してプロ入り最多の111球。「勝ててうれしい」とかみしめた。緒方監督は「最後のところをしっかりと投げ切れたからね。いい経験をしたんで、また期待できる」とねぎらった。