広島松山竜平外野手(33)が20日のDeNA戦(マツダスタジアム)で頭部死球を受け、退場後に広島市内の病院に搬送された。

8回1死三塁の場面で代打で登場し、平田が投じた146キロの直球がヘルメットの側頭部の部分を直撃。頭部を固定され、担架でベンチ裏に下がった。診断は「脳振とう、右側頭部打撲」。球場に戻った松山は広報を通じ「大丈夫です」と話した。松原チーフトレーナーは「慎重に、脳振とう(特例措置の)プログラムに沿って進めていく」と説明。緒方監督は「ちょっと心配」と話した。21日に出場選手登録を抹消される。平田は危険球退場となった。