DeNA上茶谷大河投手(22)の初勝利はならなかった。

ドラフト1位右腕が中6日で先発。ここまで3戦で白星なしと勝ち運に見放されていたが、この日は立ち上がりから苦戦。糸原、糸井、大山に3連打を浴びるなどいきなり2失点。2回にも近本に適時打を浴び、2回まで3失点してしまう。3、4回は無失点に切り抜けるも、5回2死一、二塁で福留にバックスクリーンへの3ランを浴びて、マウンドの前でガックリとしゃがみ込んだ。続く梅野に中前打を浴びて、無念の交代。4回2/3を投げて8安打6失点。またしても初勝利を挙げられなかった。

降板後「制球が安定せずにカウントを悪くしてしまい、自分のリズムで投球することができませんでした。甘く入ったボールを打たれてしまい、また打たれたボールは高かったので、長打になってしまったと思います。チームにいい流れを作ることができず、申し訳ないです」とコメントした。

▽DeNAラミレス監督(上茶谷について)「3、4回は良くなったが、最後に3点取られてしまった。(4併殺の打線も)それも野球の1つ。何もすることができなかった」