淡々と受け止めた。15年6月以来4年ぶりの7連敗。DeNAラミレス監督は「勝つ日もあれば、負ける日もある。今日は負ける日だった」と振り返った。

打線の一押しが足りなかった。先発大貫は6回2失点9奪三振の好投。降板直後の6回にようやく阪神才木を捉え、3連打で1点差に詰め寄る。なおも1死一、二塁の好機に筒香、宮崎が凡退。勝利への扉をこじ開けられなかった。

流れを変えるべく、もがいている。23日には4併殺。苦しい状況を打破すべく、ロペスの発案でこの日は監督、コーチ、野手らがストッキングを上げたオールドスタイルで試合に挑んだ。それでも本塁は遠く、わずか1得点に終わった。連敗中の7試合の総得点は13。ラミレス監督は「選手1人1人がベストを尽くしている。打つ時も打たない時もある」とかばうが、白星は遠い。

3三振に倒れた筒香は「負けたいと思っている選手はいない。結果を受け止め、勝つためのエネルギーを使いたい」と前を向く。一致団結し、連敗を止める。【島根純】

 

▽DeNA大貫(6回2失点もプロ初黒星)「直球が走っていたので、普段より押す投球ができた。テンポのいい投球を心がけたい」