ロッテ福浦和也内野手(43)が勝ち越し適時打で後輩を援護した。

2点ビハインドで迎えた6回裏。同点に追いつき、なおも1死二、三塁の場面で代打に立った。カウント2ボール、ヤクルト館山昌平投手(38)から2点中前打で走者を一掃すると、代走を送られて笑顔でベンチに戻った。

6回表からは習志野高の後輩でもある、ドラフト6位の古谷拓郎投手が登板していた。ベテランの勝ち越し打で勢いづいたロッテ打線はこの回だけで10得点の猛攻。逆転して大量リードを奪った。

舞台の第一カッター球場は2人の地元、習志野市。福浦は試合前のピッチセレモニーにも登板していた。

古谷は2回を被安打6ながら1失点と粘って降板。このまま白星が付けば、地元でプロ初勝利を飾る。