ヤクルトが6点を追う4回、1発攻勢から1点差まで詰め寄った。

先頭の山田哲人内野手が、3戦連続本塁打となる中越え12号ソロ。さらに走者一塁で、2年目の村上宗隆内野手がチームトップの13号となる2ランを右翼席中段に運んだ。

直球打ちの山田哲は「追い込まれていたので、とにかく食らい付く気持ちで打ちました。あきらめずに1点ずつでもかえしていきます」。村上は「打ったのはカットボールです。後ろにつなぐ気持ちで打席に入りました。インコースの難しい球でしたが、うまく腕をたたんで打つことができました」と振り返った。

打者一巡の猛攻で、この回5点を奪取。2死満塁から2点右前打を放った青木宣親外野手は「打ったのはフォークです。みんながつないでくれたので、食らい付いて、意地でもランナーをかえしてやろうと思って打席に入りました」と話した。