阪神ジェフリー・マルテ内野手が先制適時打を含む2安打と気を吐いた。

初回2死一、二塁のチャンスで打席へ。2球目の138キロスライダーを捉え、中前に運んだ。3戦連続となるタイムリーに「チャンスの場面だったし、強引にならないようにコンタクトすることを意識したよ。ランナーをかえすことができて良かったね」と、一塁ベース上で満足そうな表情を見せた。

6回にも中前打を放っており、打率を2割6分4厘に上昇させた。試合後は「いつもしっかり準備できている。(敗戦に)こういう結果になったのは悔しいです…」と険しい表情で話してクラブハウスに引き上げた。開幕当初は右ふくらはぎを痛めた影響で状態が上がらず、1軍戦力になれなかったマルテ。だが、ここ最近は安定した成績を残している。後半戦のキーマンとなるべく、今後もバットで結果を残していく。【真柴健】