プロ初先発の楽天菅原秀投手(25)は5回途中5安打2失点(自責1)で、ルーキーだった17年以来となるプロ2勝目はならなかった。

1回に広島菊池涼に先制被弾。5回は無死一塁から正面に転がってきたバントで二塁封殺を狙うも悪送球となるなど無死満塁のピンチを招き、同期の森原の救援を仰いだ。

140キロ中盤の力強い直球と鋭く落ちるスライダーで持ち味も発揮し「勝負どころのコントロールがもうひとつだった。チェンジアップで三振を取れたし、去年入らなかったカーブでストライクも取れたのは良かった」と振り返った。

平石監督は「アウトを取れるところだったバント処理がもったいない」と指摘した上で「またチャンスをあげたいと思う内容」と評価。先発やロングリリーフを含めて起用法を検討するとした。