首位を独走する巨人が、鬼門マツダスタジアムで延長10回サヨナラ負けし、今季初の同一カード3連敗を喫した。

10回はマシソンのボールが高めに浮き、先頭をストレートの四球で歩かせると、1死満塁から4番鈴木に右前に運ばれた。原辰徳監督は「(打線が)もう1本出なかったというのはあるだろうし、向こうにもう1本が出たというところでしょうね」と言った。

先発桜井は7回1失点で粘ったが、打線は7安打で1点止まり。9回は1死満塁のチャンスをつくるも代打阿部、陽岱鋼が連続三振に倒れた。昨季2勝9敗1分けと苦しんだ敵地での延長戦は、16年4月3日以来5戦勝ちがない。今季3度目のサヨナラ負けを喫し、2度目の4連敗。2位に7ゲーム差と独走状態は続くが、対広島は4勝9敗1分けと唯一負け越し、敵地では2勝6敗1分けと苦しむ。指揮官は「明日休んで頑張ります」と締めた。