侍ジャパンの稲葉篤紀監督が26日、ヤクルト-広島15回戦(神宮)を視察した。

プロ1号を放った広島のドラフト1位ルーキー小園海斗内野手について「非凡な才能を持っている。打席の中での修正、一振りで決める能力はすばらしい」と高評価。当初の予定を変更して8回の第4打席までチェックし、東京オリンピック(五輪)の候補入りへ「非常に強くインパクトを与えていただいた。これから見ていきたい選手の1人に入った」と話した。侍ジャパン先発投手の候補である広島大瀬良については「少し調子を落としている中でも、丁寧に投げていた。本人にはジャパンを意識して、引っ張っていく気持ちでやってほしい」とメッセージを送った。