巨人原辰徳監督(61)が、史上13人目の監督通算1000勝を達成した。同一球団で1000勝以上は5人目の快挙となった。数々の記録や記憶を残してきた名将がまた1つ、新たな勲章を手にした。試合後にはお立ち台に上がった。

 

原監督 私がこういうところに立つのが申し訳ないですね。皆さんのおかげで、選手のおかげで。(監督1年目の)2002年、自分が就任して4連敗からスタートして、1勝目は非常に強く覚えております。その後は朝になれば今日どうやって勝つか、夜になれば明日どうやって勝つかその積み重ねですね。その数字がきた。自分の中で今日は終わった。明日どうやって勝とうか、そのことしかない。1つの言えるのが、ファンの皆様、選手のみなさん、私の周りにいてくれたスタッフ、応援してくれた皆さんのおかげで今日までこれた。そのことに対して感謝申し上げます。ありがとうございます

巨人では川上哲治氏、長嶋茂雄氏に並ぶ監督通算1000勝

原監督 全く自分の中で意識がないわけですから、なんと答えていいかはわかりません。あしたどう勝つか。どうすれば勝てるのか。そのことだけに集中したい。

-その先に長嶋さんが勝利数がある

原監督 おこがましい話ですね。私がここで目的を言うのなら、明日の勝利。それしかありません。

-明日への1勝、今後に向けて

原監督 チーム一丸となって、勝利を目的に戦っております。今日も素晴らしい戦いをしてくれた。もちろん明日以降も戦ってくれると思います。私自身も選手たちに負けないよう、足を引っ張らないように戦っていきます。ファンの皆様、よろしくお願いします。